〔3つの中で最も大切な仕事〕
シュルツさんのサービス哲学
セブでゲストハウスを運営していた時に参考にしていたのは、リッツ・カールトンの哲学でした。
リッツ・カールトンのコンシェルジュ、シュルツさんのサービス哲学は、
『欠点がないこと』
『お客様の望む時間通りに提供されること』
『思いやり』
の3つ。
たりなかったこと,充分だったこと
セブでは人材育成が発展途上だったことに加え、インフラが整備されておらず、
『欠点がないこと』
『お客様の望む時間通りに提供されること』
を達成するのは大変で、どうしたらそのようなサービスができるかを追求する日々でした。
ただ、3つ目の
『思いやり』
に関しては、ホスピタリティの高いセブのスタッフたちは、とてもよくやってくれました。
人間にしかできないのは
シュルツさんは、
「いずれコンピュータやロボットと競争するようになったら、『欠点がないこと』『お客様の望む時間通りに提供されること』についてはかなわない。でも、『思いやり』は、われわれ人間にしかできない仕事だ」
とおっしゃっています。
セブでは人間だからこそできる、これからの時代一番大切な仕事ができていたのだと自負しています。
心の分野の教育を
この先、きっと驚くようなスピードでコンピュータ化、ロボット化が進んでいき、心の分野の教育はますます必要になってくるでしょう。
私も、われわれ人間にしかできない仕事で貢献していきたいと考え、日々活動をしています。