〔誰かへのおすすめ本〕
いつでもどこでも
私は学校図書館司書教諭の資格をもっているので、教員時代は学校図書館担当をしていました。いつも児童書や絵本を読んで、子どもたちに読んでほしい『おすすめの本』を探していました。
世界じゅうの子が読んでいるお話、夢のある物語、画家さんが描いた美しい絵のもの、しかけのある楽しい絵本などなど。
セブに行ってからも、日本の昔話や名作絵本を現地の方々に読み聞かせていました。
今は、介護施設にお世話になっている母のために本を選んでいます。母は瀬戸内寂聴さんの作品が大好きなのですが、もうほとんど読んでしまっているので、本屋さんなどに行くと母が喜びそうな本を探します。
人生や幸福について語られたもので、簡単な文章で書かれた、大きなフォントのものを。中には私も読みたくなるような本がありますが、それは母が読み終えてから、借りることにします。
“誰かのため“は私のため
自分のためだけでなく、誰かのために本を選ぶというのは、私にとってとても楽しい仕事なのです。
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